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[C28] あとがき

何この2人?
何このテンション?

こんなおバカなSSもあってもいいんじゃないかな。

おバカな2人のおバカな作戦。
この後どうなるのかは、私にも分かりません。
2人はもう勝手に動き出しちゃってるわけですから。
  • 2007-07-13
  • 投稿者 : ぱるばと
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[C29]

どうなるフレイヤ!?わくわく
お仕事お疲れ様ですー
  • 2007-08-07
  • 投稿者 : maru
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  • 編集

[C30] いつもありがとうございます

いつもコメント頂きましてありがとうございます。
対してレスが遅れ、また更新が滞ってしまい大変申し訳ございません。

2人のテンションに私自身振り回されてしまっております。更新はもうしばしお時間を…お時間を…!(滝汗)

ねぎらいのお言葉まで、本当にありがとうございます。正直物凄く嬉しいです^^
まったりまったりな更新頻度ですが、どうぞよろしくお願い致します。
  • 2007-08-17
  • 投稿者 : ぱるばと
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走れアイン(1)

「アイン様、どうですか?似合いますか?」
フレイヤは入手したばかりのローブを身に付け、嬉しそうにくるりと回って見せた。
風と空気の抵抗で、深くスリットの入った下半身部―スカート部分がふわっと浮き上がり、彼女の白く柔らかい太股を下着が見えるギリギリのところまで目の前の男に晒していた。
「ああ。女魔導士用のローブってどうしてこう―」
「はい?」
「いや、そんなに露出が多くて防具として成り立つのか?」
「はい!凄いですよ、コレ。相当な魔力の持ち主が力を注ぎ込んだんでしょうね。
 私にも魔力がみなぎって来るのがわかります!炎や吹雪なんてへっちゃらですっ!」
余程嬉しいのか、フレイヤは胸の前で両手の拳をグッと握り締めて答えた。
「なるほどね。俺にはただの布にしか見えんが…。道理で高いわけだ。はぁ。」
はしゃぐフレイヤとは対照的に、アインは深く溜息を付いた。

フレイヤの執拗なおねだりに負け、高級なローブを買ってやった。
その為、現在無一文に近い状態にある。
すぐにアインは、その軽はずみな買い物を後悔する事となった。
「腹…減ったな。」
「はいっ。そろそろお昼ですね。あっ、そういえばこの先の角を右に曲がったところにある食堂の兎のスープ美味しいらしいですよ!さっき街の人が話しているのを聞いちゃいました!」
「いや、止めておこう。」
「え?アイン様、ダイエット中ですか?」
腹に手を当てて、ぐったりしていたアインだが、フレイヤのその言葉を聞くや否や、鋭い目つきでフレイヤに詰め寄った。
「ちゃうわ!金が無いんだよ、金が!」
「へ?」
「それに今度のクエストはこの街の港から船に乗らなきゃならないんだぞ!その船賃だって、今日の宿代だって…」
話すうちに感情が抑えきれなくなったのか、アインの目には涙が浮かんでいた。
「畜生。銀3枚じゃ、食パン一切れも買えやしねぇ…」
地面に手を付き、がっくりとうなだれた。

ナイスバディの女の足元に、泣き崩れる戦士―。
道行く街の人々は面白そうにその光景を見ながら通り過ぎていく。
「あっ!アイン様!フレイヤにいい案がありますよ!」
ポン。と手を突いて発言したフレイヤの顔を見上げる。
「なんだ?」
「手持ちの物を売っちゃえばいいんですよ。」
アインは溜息を付いた。
「換金アイテムなんて、いつもすぐに売っちまうからな。もうストックはないぞ。」
「いや、そうじゃなくてですね。」
「ん?」
フレイヤは人差し指を立てて、言葉を続けた。
「アイン様のその剣を―」
「バカもーん!戦士の俺がこれから素手で戦えってのか!?」
立ち上がり、凄い剣幕で怒鳴るアインにフレイアは臆する事はない。
僅かに谷間を露出させた胸の前で、両手の指を合わせニッコリと微笑む。
「成せば成りますよ。」
「ならねぇよ!!」
通行人達は、彼等の傍を避けて通るようになっていた。
「だったらフレイヤ!お前その杖売れよ!素手でも魔法使えるじゃねぇか!」
「ダメですよぅ。これは大切なお婆ちゃんの形見ですから。」

―ダメだこいつ。何故俺はこんなバカを連れ歩いているのだろうか。
フレイヤの魔法の才能はかなりのもので、幾度となく助けられた事がある。
それにルックスも悪くないので、むさ苦しい野郎よりも彼女と一緒の方が旅が何倍も楽しくなるだろう。
それにばっちり下心もあった。未だ何もしてないが。
「あああ…俺のバカバカバカ!!」
可愛い女の子との旅が、こんなにも厳しいものだなんて―。
泣きながら自分の頭をポカポカと殴り付けるアイン。
通行人達は、彼等のいる場所を通らず、迂回するようになっていた。

何度も何度も頭を殴り付けているうちに、脳が刺激されたのか。
「はっ、思い付いた!凄え俺!」
ピタッと拳の動きを止め、アインは自分を褒めた。
すぐにフレイヤの方へと向き直る。
「売らなくていい…質に入れればいいんだよ。」
「アイン様のその剣を質に…ですか?」
「ちげぇよバカ!」
「フレイヤのロッドもローブも嫌ですからね!」
フレイヤは杖を守るようにぎゅっと抱きしめ、身体を横に向けた。
「分かってるよ。質に入るのは―お前だ、フレイア。」
フレイアはきょとんとした顔で聞き返した。
「質屋って人身売買も取り扱ってるんですか?」
「訳ねぇだろバカ!」







場所を人気の無い、裏路地へと移し―。
「えー!?嫌ですよ。」
アインの案を聞いたフレイヤは即断した。
が、アインはそれを許さない。
「じゃ、さっき買ったローブ返品しよっか。」
「ええっ!?それも嫌です。」
「どっちか選べ。それしか俺達の生きる道は無えんだ。」
「アイン様の鬼ぃ~。」

ピクッ。

アインのコメカミ付近に血管が浮かび上がった。
「こうなったのは誰のせいだよ、ァアン!?」
「うう。」
「心配すんな、クエストの報酬を受け取ったらすぐに迎えに行くから。」
「約束ですよー、もう。」
フレイアは観念したのか、アインの案を行動に移すべく、目を閉じてごにょごにょと呪文の詠唱を始めた。
「ちょっと待った!」
「え?何ですか?」
「色気が足らん!それじゃ価値が下がってしまう!」
フレイヤの詠唱を止め、すかさずアインが彼女に近寄る。
「脚は…こう!」
言うが早いか、アインはフレイヤの脚を持ちポーズを作っていく。
右足に重心を置く。左脚は内側へ少し曲げ、爪先だけを地面に付ける。
「ここが肝心だ!」
左足に掛かっていたローブの裾を巻くし上げ、太股を大きく露出させる。
「アイン様。ちょと…恥ずかしいんですけど。」
しかし、今のアインの耳には何も入らないようだ。何かに取り憑かれたように、ローブの位置の微調整を行う彼の目は血走っている。
ローブの布が風で動かないように手で押さえたまま、アインは号令を出した。
「よっしゃ、今だ!」
「はぁーい。」
今度はフレイヤがダメだこいつ。とでも思ったのか、目を閉じて素直に呪文の詠唱を再開した。

それは、石化魔法。
対象は、詠唱者自身。
ローブのスリットを拡げたまま、アインは彼女の魔法の発動を待っていた。

「ふう。終わりましたよ。」
彼女が目を開くのと同時に、フレイヤの足元から石化が始まった。


アイン、フレイヤ共に冒険者として経験は決して乏しくはない。
故に、二人とも石化の経験はある。
慣れている…と言えばそうなのだけれども、この足元からじわじわと這い上がって来る冷たい感覚は何度経験しても気持ちの良いものでは無い。

フレイヤのショートブーツは既に石になっていた。
上から、覗き込むとブーツの隙間から足首まで石化が完了しているのが確認出来た。
すぐにその上、ふくらはぎ、脛へと石化が進行して来る。
太股までが完全に固まり、その後ローブに侵食して来てアインがやっと裾から手を離した。

「よし、次は上半身だ!」
「は、はい~!」
「胸元は…こう!」
アインがフレイヤの胸元を掴み、乳首が見えるギリギリのラインまで落とした。
「うむ、巨乳が際立ってなかなか良いぞ!」
「はい!」
アインの尋常ならざる勢いに押されたのか、フレイヤもいつの間にか力が入っていた。
「左手は腰に当てて!」
「はい!」
「右腕は軽く横に伸ばして、地面に杖を付けるんだ!」
「はい!」
「石化するまでそのまま動くなよ!あ、顔は正面、ちょっと微笑んでみよう!」


かくして―
企画、監修:アイン/材料:フレイヤ
「これで飯が食える!ふははははは!」
先程まで空腹でぐったりしていたとは思えぬアインの叫びが街に響く。
冷たく、硬い石の作品となった相棒を背負い、アインは後ろに砂煙が巻き起こる程の勢いで質屋を目指して一直線に走っていた。




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何この2人?
何このテンション?

こんなおバカなSSもあってもいいんじゃないかな。

おバカな2人のおバカな作戦。
この後どうなるのかは、私にも分かりません。
2人はもう勝手に動き出しちゃってるわけですから。
  • 2007-07-13
  • 投稿者 : ぱるばと
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どうなるフレイヤ!?わくわく
お仕事お疲れ様ですー
  • 2007-08-07
  • 投稿者 : maru
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いつもコメント頂きましてありがとうございます。
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2人のテンションに私自身振り回されてしまっております。更新はもうしばしお時間を…お時間を…!(滝汗)

ねぎらいのお言葉まで、本当にありがとうございます。正直物凄く嬉しいです^^
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  • 2007-08-17
  • 投稿者 : ぱるばと
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