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[C22]

はい、かなり暴走気味です。
正太郎が○○されてる時を細かく描写しようかなと思ったんですが、ちょっとしつこくなり過ぎるのと、当サイトのコンセプト(そんなの無いけど)に反し、ただのエロに成り下がってしまうかなと言う考えで、今回のようにあっさりと済ませました。結果ただのあらすじ紹介みたいな文章に(泣)


まぁ、深く考えず適度に暴走していきますので、ご閲覧の際にはご注意下さい。
  • 2007-05-28
  • 投稿者 : ぱるばと
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[C23]

ぐっときました^^
次回も楽しみに待ってま~す
  • 2007-06-04
  • 投稿者 :
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[C24]

ありがとうございます。こんな駄文でも喜んでくださる方がいらっしゃる事を大変嬉しく思います。一生懸命書いた甲斐があるってもんです。遅更新ですが、只今次作を鋭意執筆中ですので、今しばらくお待ち下さい。
  • 2007-06-08
  • 投稿者 : ぱるばと
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さいきっく事件簿 ACT.5-4

― 5 ―



次の夜。
和泉は昨夜と同じカジノで同じ席に座っていた。
昨日と違う事と言えば、隣に茜がいない事くらいか。
当然、茜も和泉と一緒に入店するはずだったのだが、昨日の騒動が原因で入店を禁止されてしまった。
店の入り口に立つ男が2人掛かりで「は~な~せ~!」と叫ぶ茜の腕をがっしり掴み、ずるずると店の外へと引きずって行ったのだ。
(茜には悪いけど、いない方がやりやすいしね。)

美樹もその様をハラハラしながら見守っていたのだが、やがて彼女にとって「怖い客」の姿が見えなくなると、ほっと安堵の息をついたのだった。


そして、今夜もゲームが開始される。
当たり前のように、サイコロは客達が賭けていない目を出し続け、次々と金を巻き上げていった。
(間違いない。昨日と同じサイコロね。)

美樹が振ったサイコロがたまたま自分の近くに落ちた時、和泉がサッと取り上げる。
「あ、あの。」
「すみません、今日もちょっとだけ見せて下さいね。」

和泉が、サイコロを取ろうとした美樹の手を制止したその時、昨晩と同じように背後から声がした。

「またお客様ですか。そんなに当店を疑ってらっしゃるのですか?」
例の支配人だ。和泉は入店を許されたが、警戒されていないわけでは無いのだろう。
女支配人のあまりにも早い登場がそれを証明している。

「ええ、イカサマしてますよね。」
「あら、随分とハッキリ仰いますね。証拠はあるのかしら?」
「今から見せてあげますよ。」

和泉はサイコロをつまんだまま、指先で1の目をちょんちょんとつついてやった。
その時、サイコロがぶるっと小さく震えた事に気がついたのは和泉と支配人だけだった。
和泉は得意気な表情で、曇った表情の支配人を見た。

「ゲームが進みませんので、サイコロを返して頂けないかしら?」
「随分と慌ててらっしゃいますね。イカサマを見破られるのが怖いんですか?」
「なっ。」
図星だったのか支配人の表情が一瞬こわばったが、すぐに元の冷静な顔に戻った。
「いいでしょう。気が済むまで調べて下さい。イカサマでない事が解ったら、覚悟はできているんでしょうね。」
支配人は内心の焦りを隠すようにその場で腕を組み、強気な発言をしてみせた。

「気が済むまで調べて良い」と発言した事は果たして正解だったのだろうか。
すぐに取り押さえるべきだったのだろうか。
この娘はサイコロの正体に気付いているのか。それともタダのはったりなのか。
それはすぐに分かる事。そして、今の自分の言動の正誤についても。






和泉はつまんだサイコロを自分の目線と同じ高さまで持って行き、穴が空く程にしっかりと見つめていた。
支配人はその指が、汗が軽く濡れている事に気がついた。
あの汗は、「どちらのもの」なのだろうか。


パクッ。


思い切ったように、和泉はサイコロを自らの口の中へと放り込んだ。
この行動には支配人や美樹はおろか、事の成り行きを見守っていた客や店員達も目を丸くさせられた。
周囲の目に臆する事もなく、和泉は口内でサイコロを転がす。
少ししてからサイコロを口から出し、今度は舌の先で1の目をつつく。

美樹を含む周囲の者達は彼女の行動が理解できず唖然としているが、支配人だけは鋭い目つきで歯を食いしばっていた。
(正太郎君―)
この客は間違いなくサイコロの正体に気付いている。
となると、後はサイコロに頑張ってもらうしかない。
しかし、彼女の祈りも虚しくサイコロの1の目は「勃起」していた。
サイコロの表面から赤い1の目だけが盛り上がっているのだ。
和泉は盛り上がった赤い部分を指でくにくにと揉んでいた。
サイコロもいよいよ限界なのか、再び身体を震わせていた。

限界なのは、支配人の心理も一緒だった。
「わかったわ、私の負けよ。」
それを和泉はサイコロを弄る事を止め、ニッと勝ち誇ったような笑みを浮かべた。
支配人は和泉の唾液にまみれたサイコロを奪い取り、店の奥へと走る。
和泉もそれに続いたが、支配人はそれを拒まなかった。

支配人室へと到着し、握っていた拳を開くと、その手の内には粘り気のある白い液体がべっとりと付着していた。
「やっぱりね。」
追ってきた和泉がその様子を見て言った。
サイコロが大きく震え始めたかと思うと、一瞬のうちにそのシルエットが膨張し人の形へと変化を遂げる。
「はぁ。はぁ。」
先程までサイコロだった全裸の青年が息を切らしている。
「正太郎君。」
「―ゴメン。」





「この事は公にするの?」
「イカサマは二度としないって誓う?」
支配人俯いたまま、返事をしなかった。
バレてしまった以上、今後もイカサマを続けるつもりは無い。
しかし、負けてしまった事の悔しさと余計なプライドが、彼女の返答を押さえ込んでいた。
「じゃあこれ。」
そんな支配人の心情を知ってか知らずか、和泉はカバンから一枚の紙を取り出した。
支配人は顔を上げ、無言のままそれを受け取る。
「誓約書。それを『うちの会社』に提出してくれれば、これ以上騒ぎを起こすつもりは無いから。」
カジノはこの翌月を以って、とある企業の監視下の元、営業を継続する事となった。


和泉と正太郎の2人は店の裏口より外へ出た。
正太郎は和泉から組織への勧誘を受けたが、もちろん彼は拒んだ。
和泉はそれ以上無理に彼を誘う事はしなかった。

「ただし、その能力でまた次もまたイカサマをしたら―」
「ど、どうなるんだよ?」
「恐ろ過ぎて言えないわ。」
「何だよ、それ。」
不安に陥る正太郎を見て、和泉はケラケラ笑う。
「とにかく。これに懲りたら同じ事をしちゃダメよ。今回のイカサマにアンタが絡んでた事は会社には言わないであげるから。」

『懲りた』と言うよりも『ある意味いい思いをした』正太郎だが
「わ、わかったよ。」
と素直に返事をしておいた。


尚、店内の様子を伺う為、そして一向に戻って来ない相棒の安否の確認の為、茜が小さくなって店内へと侵入したのは事件解決から2時間程経っての事だった。





3件のコメント

[C22]

はい、かなり暴走気味です。
正太郎が○○されてる時を細かく描写しようかなと思ったんですが、ちょっとしつこくなり過ぎるのと、当サイトのコンセプト(そんなの無いけど)に反し、ただのエロに成り下がってしまうかなと言う考えで、今回のようにあっさりと済ませました。結果ただのあらすじ紹介みたいな文章に(泣)


まぁ、深く考えず適度に暴走していきますので、ご閲覧の際にはご注意下さい。
  • 2007-05-28
  • 投稿者 : ぱるばと
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[C23]

ぐっときました^^
次回も楽しみに待ってま~す
  • 2007-06-04
  • 投稿者 :
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[C24]

ありがとうございます。こんな駄文でも喜んでくださる方がいらっしゃる事を大変嬉しく思います。一生懸命書いた甲斐があるってもんです。遅更新ですが、只今次作を鋭意執筆中ですので、今しばらくお待ち下さい。
  • 2007-06-08
  • 投稿者 : ぱるばと
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