Entries

スポンサーサイト

走れアイン(2)

「金2,000!?」「何だ、不満かい?」店主の弾き出した予想外の額に、アインは自分が夢を見ているのではないかと思ったが、そうではないらしい。頬が痛い。「とっ、とんでもない!」ぶるんぶるんと首を左右に振った後、アインは店主の手を握り締め、目を輝かせた。”その気”の無い店主は一瞬臆したような表情を見せたが、すぐに元の冷静な顔を取り戻し、アインの手に包まれた自分の手を引っこ抜いた。「ちょっと待っててくれ。金庫...